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 交通事故鑑定のコツ

 交通事故の鑑定は、難しい作業ではありません。

・観察 ・仮説 ・検証 ・考察

 『観察→仮説→検証→考察』…以上、Kで始まる4つの行為をひたすら繰り返す事…。
 これこそが交通事故鑑定において、全ての問題を打ち砕く為の『極意』だと言えます。
 交通事故の鑑定は『センター試験レベルの力学(りきがく:物理学の一部分)が解ける知識』が有れば、誰でも行えます。
 特に、事故後の対応に苦しまれている被害者の方は…一度チャレンジされてみてはいかがでしょうか?

 継続は…(鍛冶屋になる!)

 「誰でも交通事故の鑑定がやれるんだったら、どうしてお前の所はそんなに高額な料金を取るんだ!?」と仰る方がみえます。
 (弊社は交通事故鑑定のベンチャー企業を経営しています。)
 たぶん…勘違いをされています。
 交通事故の鑑定は誰にでもできる行為ですが、当方ではその『誰でもやれる事を、誰もやらない回数まで繰り返し行う』様にしています。
 その効果は大きく、
  1、 ケアレスミス、計算ミスなど、『間違いが激減します』
  2、 正しい条件と、間違っている条件の『判別がしやすくなります』
  3、 そして『事故の全体像がおぼろげに見えてきます』
以上の事は、交通事故の鑑定で欠かす事の出来ない内容なのです。

 鑑定は例えるなら『日本刀の作り方に似ている』と言えます。
 刀は、『叩く→伸ばす→折る→(叩く)…』を繰り返す事で不純物を減らし、刀身を強くします。
 交通事故の鑑定では、上述の4K『観察→仮説→検証→考察』を極限まで繰り返す事で鑑定内容を強くします。
 繰り返す回数を減らせば、鑑定の値段を安くする事も可能です。
 しかし、それでは鑑定の意味を為さなくなってしまうので、当方では行っていません。
 『繰り返し研鑚する事で、一歩でも多く事故の真実に近付く事が、結果的に正しい結論に繋がる』…と言うのが私の信念です。
 私と同様に「自ら鑑定を行おう!」と決意された方は、『繰り返し行う事の重要性』について考えながら鑑定を行ってみてください。


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