題名の『私自ら出るっ!』は、自分自身が最前線に赴いて「戦況をガラリと変えてやろう!」…そんな気持ちの人物が出撃する際に使われるセリフです。
交通事故訴訟にも通じる所が有る様に思い、題名にしました。
もっと厳しい事を言いますと、自分自身が中心になって戦う気でいないと…事故後の保険会社との話し合いで全て「Yes」で答えていると、良い様にやられてしまう恐れが有ります。
相手側は『被害者にとって都合の良い様な解釈や提案』を殆どしてくれません。
自分で提案し、引き出してください。
ここでは私自身の経験談を基に、交通事故に遭った
皆さん自身が「自分の力で戦ってやる!」と思って貰える様な、そんな情報を提供できればと思っています。
こんにちは。 交通事故鑑定企業『有限会社ウィンディーネット』、代表の榊原です。
このホームページは、私同様
『セルフ交通事故鑑定人』を目指す方の為に作成しました。
裁判では被害者は弁護士や交通事故鑑定人といった『用心棒』を雇う事ができます。
(もちろん有料です。)
又、本人訴訟を利用して自力のみで戦う事も可能です。
ただ、確実に言える事は…
対戦相手である保険会社側は『弁護士』も『交通事故鑑定人』も必ず参加し、裁判で活躍します。
私は自身の交通事故訴訟の際、『金銭的な事情』と『自分以上に事故を知っている人間は存在しない』と言う考えより、自ら鑑定人になって戦いました。
大学4年次に交通事故に遭い、資金も社会的な地位も無い私が唯一自由に使えたのは自分自身の体1つだけでした。
事故の脊椎損傷によって障害を負い、不自由になった両腕。
毎日リハビリをしながら事故現場や実況見分調書の内容や証拠写真の1つ1つを調べに調べた生活は、鑑定人として活動する今の私が誕生したスタート地点だと言えるのかもしれません。
当時、私は化学を専攻していた大学生であったので、あまり物理には明るくありませんでした。
私の物理の能力はセンター試験レベルです。
裏を返せば、たとえ障害者で専門家でなくても『高校レベルの基礎物理』が理解できれば、100点満点は難しいですが、セルフで70点~80点の交通事故鑑定は可能だと言う事です。
もちろん私は寝る間も惜しんで必死に鑑定を行いました。
あとは本人のやる気次第です。
最後の最後まで足掻いてみてください。
かつての私と同様に、自ら鑑定人となって裁判で戦う意思の有る人にとって、本ホームページの内容が少しでも有益な情報になる事をお祈りしています。